無資格

ここ何日か、腰の痛いのがぶりかえしていて「もしかしたらヘルニア?」とビビっているさののです。
しばらくあまり気にならない状態が続いていたんですけど。。。

リフレッシュを兼ねてマッサージに行きたいと思いましたが
同じヘルニア仲間の看護師に、ヘルニアはマッサージだけは絶対にダメだと注意を受けました。
おとなしく寝ているしかないですね。

看護師には腰痛がつきものです。
それで、整体やマッサージに行ったり鍼灸院に通っている人もけっこういます。
私も何度か鍼灸院と接骨院のお世話になったこともあります。

でも私がよく分からないのはああいう施療者って全部が全部国家資格じゃないんですよね。
医師や看護師はもちろん国家資格ですし、鍼灸やマッサージも国家資格です。
ところが、整体やカイロプラクティックって一応資格はありますが民間資格なんです。
調べてみると分かりますが、民間資格だから通信講座を受けるだけでもなれてしまいます。
他にも、アルバイトか何かで整体院で見習いをして「整体師」になることもできるとか。
マッサージにしても、はっきりと「マッサージ」と表示してある「マッサージ師」は国家資格ですが、
よく温泉などでも見かける「リラクゼーション」というのはそうではありません。

自分が看護師の資格を持っているからかもしれませんが、
やはり腰痛治療でも行くなら国家資格のある鍼灸や接骨院(柔道整復師)を選びたいと思ってしまいます。
もちろん、それなりに勉強しているわけですし、
民間資格でもちゃんとしっかりした腕前の方も見えるわけですが、
場合によっては施術によるトラブルが起こっていることもあるそうです。

整体やカイロプラクティックと言っても人の体や健康に携わる仕事なのでどうして国家資格にしないのか不思議だと思っています。
ちなみにアメリカなどではカイロプラクティックなどが国家資格で鍼灸(アーキパンクチャー)は民間資格だそうです。
多分このあたりは文化的な背景があるのだと思いますがどちらも国家資格にしないという所は同じです。
確かに鍼灸やツボなんてものはどうして効果があるのかまだ科学的には分からない部分もありますし。

もし、民間資格の整体やカイロプラクティックを国家資格にしたらしたで
資格の取得に費用や時間がかかるということはあるかもしれませんが、
利用する人のことを考えれば見直した方がいいんじゃないのかと思ってしまいます。

確かに国家資格を持っているからといって全員が優れているということもないですし、
医師にしたって藪医者や不正をして捕まっているような人もいるわけなので民間資格が駄目だという意味ではありません。
看護師だって注射の上手い人もいれば下手な人もいますからね…(汗)
ただ、仕事の性質上、一定の公的基準などが必要なのではないかと思っているのです。

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